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2012-04-29 |
歯周病と心臓病の関連に確証なし 米学会発表 (2012/4/18) 多くのエビデンス(根拠となる研究結果)が報告され,医療者の間では常識化しつつある歯周病と心筋梗塞などの心血管疾患(心臓や血管など循環器の病気)との関連。
ところが、米国心臓協会(AHA)は4月18日、両者の関連を否定する声明を同学会の機関誌「Circulation」(電子版)に発表した。
声明によると,専門家委員会が500件の論文を精査した結果,歯周病が心血管疾患を引き起こしたり、発症リスクを上昇させたりする確固たる証拠は見いだせなかったという。
歯周病と心血管疾患との関連については,歯周病の治療により血管機能の改善が認められたとする米医学誌「New England Journal of Medicine」(2007; 356: 911-920)に掲載された論文を含め,数多くの研究成果が報告されている。
これについては,すでに医療者の間では“常識”として受け入れられており,日本歯周病学会発行の「歯周病の検査・診断・治療計画の指針」でも歯周病と関連する全身疾患の1つに心血管疾患が挙げられている。
また、同学会公式サイト内にあるコーナー「歯周病Q&A」でも、歯周病と関連する病気として呼吸器系疾患や糖尿病などとともに心疾患(心臓病)が並べられている。
AHAは今回、心臓病や感染症の専門医、歯科医による専門家委員会を設置し,歯周病と心血管疾患との関連について,これまで発表された関連論文500件を評価。
その結果,歯周病と心血管疾患との関連を指摘する研究はあったものの,歯周病が心血管疾患の危険因子または発症リスクを上昇させる原因と断定できる確証は見いだせなかったと結論付けた。
声明の執筆を担当した米カロライナズ医療センターのPeter Lockhart氏は「大半の論文では両者の関連について矛盾があり,関連を検討するには大規模かつ長期的な研究が不可欠」と主張。
「一部の医療者により,歯周病が心筋梗塞の直接的な要因であるなどと事実をゆがめた情報発信がなされており,医療現場では混乱が生じている」と懸念をあらわにした。
「CD36」が歯周病の原因か
またAHAは、同日付で歯周病について別のプレスリリースを発表している。それによると,AHAの関連合同学会で報告されたマウス実験で,「CD36」という血液細胞内の特異タンパク質が血管狭窄(きょうさく)を引き起こし,歯周病を発症させる可能性が確認されたという。
通常のマウスと遺伝的にCD36を生成できなくしたマウスに高脂肪食を与えたところ、前者では歯周病を発症し、口の中の血管内に血管狭窄の原因となるプラーク(脂質などの塊)の蓄積が認められたが,後者では歯周病を発症せず,新たなプラークの発現も確認されなかったという。(以上メディカルトリビューンより引用)
歯周病と心臓病の関係は確かにあると思われますが、歯周病が心臓病の原因因子であるか否かに関しては、更なる検証が必要があると思います。
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2012-04-27 |
骨の新たな発見 東京医科歯科大学の高柳広 授と林幹人研究員らの研究グループは、セマフォリン スリー エー:Sema3Aと呼ばれる、特殊なたんぱく質が骨の健康を守り、このたんぱく質をマウスに投与すると骨が増加することを発見した。
骨は硬く安定した組織に見えるが、その中には骨を作る骨芽細胞、骨を壊す破骨細胞とリンパ球など免疫細胞が存在し、皮膚などと同じように新陳代謝を繰り返し、古くなった骨が破壊され新たな骨が形成されることで、丈夫さやしなやかさを維持している。健康な状態では、骨の破壊(骨吸収)と形成(骨形成)の2つの作用のバランスは均衡しており、骨の量は一定に保たれているが、加齢や閉経などの要因でこのバランスが崩れると骨粗しょう症などの疾患に陥ってしまう。
このような骨の新陳代謝を担っている、骨に含まれる細胞(骨芽細胞、破骨細胞や免疫細胞)の相互作用のしくみを解明することが治療方法の開発に非常に重要とされていた。
今回の発見は、こうした課題に対応するもので、骨粗しょう症や骨折、関節リウマチなどの新しい治療法の開発につながることが期待される。今回の発見については、4月18日に英国科学誌「Nature」のオンライン速報版で公開されている。
この研究結果が、ビスフォスフォネート製剤に代わる骨疎しょう症の患者さんのための薬の開発につながればいいですね。 |
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2012-03-18 |
ビタミンEは骨によくない? アンチエイジングの栄養素とよく知られるビタミンEは、約10%の米国人がサプリメントで日常的に摂取しています。
しかし、ビタミンEは骨を吸収する破骨細胞を刺激して骨量を減少させるとの動物実験での結果が、東京医科歯科大学の研究者によって2012年3月4日付のNature Medicineに発表されました。
8週間ビタミンEを投与されたネズミは骨量が20%もの骨量が減少したとのことです。
ビタミンA,D,Kも骨の代謝に関係していることが以前から研究されているのに対して、ビタミンEの役割は不明な部分が多く、人を対象とした更なる研究が待たれます。 |
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2011-10-14 |
フルーツは歯に悪い? ”フルーツは炭酸飲料飲料よりも歯にとって悪い”
そのようなショッキングな研究結果がイギリス(ロンドン・キングスカレッジのデビット・バートレット教授等)の疫学研究より明らかになりました(Dental Journal)。
健康に良いと思われているリンゴなどのフルーツ(フルーツジュースも含む)も、なんとコーラなどの砂糖を多く含む炭酸飲料以上に歯を浸食する危険性があるとのことです。
1日中だらだらと食べている様なフルーツの摂取法は、フルーツに含まれる酸を長い時間歯に付着させるため、歯の表面を溶かしてしまいます。
周知のごとく炭酸飲料の飲み過ぎは歯や全身の健康にとって好ましくなく、適量のフルーツ摂取は全身の健康にとって好ましいことには変わりありません。
要は節度あるフルーツの食べ方が重要であるということでしょう。
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2011-08-12 |
テレビ視聴時間と成人病の関係 先進国の人々の毎日の生活から仕事と睡眠を除くと、最も多くの時間が費やされているのはテレビの視聴だという。
デンマークSouthern Denmark大学のAnders Grontved氏らは、前向きコホート研究を対象にメタ分析を行い、1日のテレビ視聴時間と2型糖尿病、心血管疾患、全死因死亡の間に有意な関係が存在すること、視聴時間が2時間延長するごとに糖尿病のリスクは1.2倍、心血管疾患のリスクは1.15倍、全死因死亡のリスクは1.13倍になることを明らかにした。論文は、JAMA(Journal of American medical association)誌2011年6月15日号に掲載された。
この結果が、日本人にそのまま当てはまるとは言えませんが、テレビ中心の生活は運動量を少なくしたり、テレビを見ながらの加工食品の摂取と結びつき、それがこれらの結果に結びついたと考えられています。
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