受動喫煙によって歯周病のリスクが高まる

受動喫煙によりタバコを吸わない人でも歯周病の危険性が約3.1〜3.6倍に高まるとの調査結果を、東京医科歯科大と国立がん研究センターなどのチームが26日までにまとめた。

研究チームは1990年に秋田県内在住の40から59歳の男女1164人を追跡調査し、2005〜06年に歯科検診を行った。調査によると、本人はたばこを吸ったことがないが、家庭で受動喫煙がある男性30人のうち、重い歯周病だったのは11人。家庭に加えて職場などでも受動喫煙がある男性では、37人中13人が重い歯周病で、たばこを吸わず受動喫煙もない場合と比べ、歯周病の危険性はそれぞれ約3.1倍、約3.6倍だった。

理由は不明であるが、女性の喫煙状況と歯周病の関係ははっきりしなかった。

たばこは抹消血管の血流に影響を及ぼすことが知られている。また、歯周病菌の発育を促し、免疫力を低下させるため、喫煙者は歯周病になりやすいと報告されている。今回の調査で、受動喫煙にも同様の危険があることが確認された。

(2015/8/26 時事通信より改変)

 

PAGETOP 個人情報保護方針 このサイトについて リンク