ラジカル殺菌歯周病治療器の臨床効果の実証 ‐東北大学で開発した医療機器の実用化に向けて‐

東北大学大学院歯学研究科口腔システム補綴学分野 佐々木 啓一教授および同研究科先端フリーラジカル制御学共同研究講座 菅野 太郎教授らの研究グループは、東北大学で研究開発を行ってきたラジカル殺菌歯周病治療器の臨床的有効性を医師主導治験において実証することに成功しました。

歯周病は、デンタルプラークに含まれる歯周病原因菌によって引き起こされる疾患です。病状の進行に伴って歯を支える骨が失われ、最終的には歯の喪失に繋がります。重度の歯周病になると歯周ポケットが深くなってしまい治療が困難になってしまいます。そこで東北大学では重度の歯周病を効率的に治療するために、消毒薬として用いられる3%過酸化水素に対して青色の光を照射することで発生するラジカルを応用した殺菌法を考案し、臨床研究推進センターの支援の下、ラジカル殺菌歯周病治療器を開発しました。

2015年から2016年にかけて、本治療器の臨床的な有効性を検証するために東北大学病院主導で治験を行いました。その結果、本治療器を用いた歯周病治療は、従来の治療法よりも歯周病菌を減少させて歯周ポケットを浅くする効果に優れることが実証されました。

歯周病に苦しむ患者さんに少しでも早く研究成果を還元できるように、東北大学と企業で新規医療機器としての承認取得に向けた取組を行い、早期の臨床導入を目指しています。

この研究成果は、2017年9月25日付でScientific Reportsに掲載されました。(以上、2017年10月25日 | 東北大学プレスリリースより)

 

この装置はインプラント周囲炎に対しても効果があるものと思われるため、早く市販されることが期待されます。院長:井汲憲治

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